藤井財務相の辞任の裏に小沢との対立が囁かれている。
しかしそれは勘ぐりすぎだと思う。
藤井と小沢は20年来の盟友だった。
ところが先日西松建設からの献金問題で、藤井が小沢を批判したとき、「あれっ」と思った。
藤井はもう77歳、惚けがきたのか?
そもそも、財務相の激務に耐えるには歳をとりすぎている。
本人もそれを自覚して身を引いたのだろう。
マスコミには小沢を悪者にしておけばokという風潮がある。
ところが小沢は20年来首尾一貫して、政権交替可能な2大政党体制づくりに邁進してきた真面目な男である。
少子化のため、小学生が減り、大量の教室が余っている。一方保育園は不足していて待機児童が何万人もいる。
それで、余った教室を保育園に活用したいと申し入れたところ、学校側は、いろいろな使い道を予定しているので余分な教室はひとつもない、とにべもなく断られた。
校長もやはり役人であり、自分の縄張りを守ることしか考えない。公共の施設である学校を自分のものと思っているのである。
文科省の権限で、何とかできそうなものだが、そこは役人どうし、互いに縄張りを尊重し合うのか、それ以上進まない。
結局、割をくうのは、子供を保育園に入れられずパ-トに出られない母親達である。悲しいことだが、これが今の日本の縮図である。
民主党に頑張れ、と言いたい。
飼料米は家畜の肉になるから、カロリ-的には大きくない。カロリ-から見た食糧自給率を上げるには飼料米をつくるのは効率が悪い、という人がいる。
これは愚論である。
食糧自給率を上げる必要があるのは、もし世界中に同時に天候不順が起こり、食糧輸出国がなくなったとき、日本人は餓死するおそれがあるからである。そのとき飼料米は救世主となる。
飼料米を人間が食べれば良いのだから。
政府は国有財産を売って財政難に貢献させようとしているが、不景気のため、思うように売れずに困っている。しかし、国有財産を売れば、その金で赤字国債を償却できるのだから、その金を一般会計に繰り入れるということは、赤字国債を発行するのと同じである。不景気のときに売れば、安値でしか売れず、また、民間から資金を吸い上げることになるので、デフレを助長する。悪いことばかりである。
前回までに述べたように、需要不足を解消するために40兆円程赤字国債を発行して日銀に引き受けさせ、緊急に必要な耐震工事などをどんどんやる。1兆円ていどの国有財産を売ってもいくらの足しにもならない。充分な景気対策をやって、好景気になれば、地価も上がり、そのときに国有財産を売れば、高く売れ地価抑制にもなり、良いことずくめである。
そもそも20年前のバブル期に地価が暴騰したときに国有財産をどんどん売れば、高く売れたし、地価抑制にもなったのに、その頃は、ぜんぜん売ろうとしなかった。
今、この不景気の最中に、僅かの金欲しさに、必死で売ろうとしているのは、全くばかげた話である。