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財政赤字

累積赤字は800兆円、GDPの150%に達し世界でも飛び抜けて多い。これは憂うべき問題であり恥ずかしい限りである、と皆さんが考えている。
ところが実は全くの間違いで、逆に世界に誇るべきことなのである。
日本人は勤勉で倹約心が強い。その故にこその、この財政赤字なのである。他の国でこんなに赤字を累積させれば、財政は破綻し超インフレが起こるだろう。ところが日本ではインフレどころか、デフレで困っている。国民が生産したものより、少ししか消費しないからである。
政府が赤字国債を充分出さなければ、強烈なデフレになる。今のデフレは単に赤字国債の出し方が足りないからである。赤字国債を出しすぎれば、金利が上がって政府はその利払いに追われ、たちまち財政破綻に追い込まれるという人も多い。これも無知の証である。国債を日銀に引き受けさせれば金利は上がらない。現在でも、日銀に国債を買い込ませる量によって金利をゼロ附近に調整しているのである。
戦中、戦後には、大量の日銀引き受けの赤字国債を発行して超インフレを引き起こした。これは必要に迫られて、闇雲に赤字国債を発行したからであって、年率1%程度のインフレを目安にして発行量を調整すれば、最良の結果を得ることになる。デフレにもかかわらず、財政再建が必要とか言って、赤字国債を減らすなど、とんでもないことである。
金持ちが贅沢に浪費する代わりに、その金で国債を買うことは、次世代にプラスのつけを廻すのである。失業して遊んでいる人を働かせ、学校の耐震工事を進めたり、老朽化が進んでいる社会インフラを整備したりすることは、次世代にプラスのつけを廻すのである。これは赤字国債による予算を使って、はじめて可能になる。
かっての超インフレのトラウマにとらわれ、子孫につけを残すな、とか、わけのわからないことを言って、赤字国債の充分な発行を、躊躇している限り、絶対に、現在の大不況は解決されないし、これをやれば、楽しい好景気がくるのである。
いくら無駄を省いても財政収支がとんとんである限り、景気は良くならないし、穴を掘っては埋め戻すという無駄ばかりやっていても、財政収支が適当に赤字であれば景気は良くなるのである。勿論、無駄をやらないで、必要なことに使う方が良いが。
以上のことは、前にも何度も同じことを述べたが、ことの重大さに、やむにやまれず再度、述べることにした次第である。

コメント (1)

今の首相自身が、大金持ちです。
だから、赤字国債は、なるべく発行せずに倹約しろと発言するのです。
金持ちは、インフレになると財産が目減りするから嫌うのです。
大金持ちの子孫が余計に損をするから不公平という理論を唱えるのです。
やはり、あまり金持ちが政治をやらない様な制度が必要です。
それには、大金持ちでないと政治を出来ない今の日本の体制を改めないといけない。
選挙活動の資金は、全て公的資金でまかない、当選したら十分な報酬を与える様にしないといけない。
これは、無駄? 世の中が良くなるなら無駄ではない。
そもそも、私は、相続なんてもの自体が不公平だから禁止にした方が良いと思っている。
大金持ちの息子と、一文無しの息子が、スタートラインが全然違うところで、「自由競争だ」などと言っているのは、ちゃんちゃらおかしいことだ。
大金持ちの息子は、多くの場合アホウだから、せめてもの救いだが。

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2009年11月 3日 06:54に投稿されたエントリーのページです。

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